2019年10月31日

2019年10月例会が行われました

2019年10月1日(火)、東京第一友の会の10月例会が、自由学園明日館講堂で行われました。
例会読書は「生活合理化」−羽仁もと子著作集『真理のかがやき』−

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○例会読書の感想
(城東方面 Tさん)
「生活合理化」という言葉で私が連想するのは、93歳の舅の部屋です。今も元気で布団の上げ下げから掃除まで自分で行う父の持ち物は、押し入れに入る、ほんの少しの思い出のものだけ、まさにひと粒よりの生活です。合理化された生活から生まれた時間やお金や力の余裕が、自分のみの幸福に生かされるのではなく、他も幸せにする生活。それは、家庭は簡素に社会は豊富に、の精神に繋がり、ひろい意味で神のみ心に叶う生活なのだと思います。秋の忙しい時期は、時間とお金と心の使い方について日頃にもまして考えます。

(葛飾方面 Yさん)
著作集によると、生活の合理化の第一は、時間の問題とありましたので、食事の時間を守ることにしました。5時になったら夕食に取りかかること。台所から聞こえる夕食作りの音を聞いて、自然に家族も6時夕食の心の準備が出来るようになりました。随分長い道のりでしたが、家族も時間を意識して暮らすようになり、少しずつ、一人の静かな時間が生み出せるようになりました。友の会は私の生活学校です。友と一緒に励み、良いと思ったことを外に向かって働きかけたいと静かに心に誓っています。


<「プラスチック汚染とプラスチックフリー」についての講演>
9月11日(水)に行われた南関東部会で、東京農工大学農学部教授 高田秀重先生による講演「プラスチック汚染とプラスチックフリー: 化学汚染のない循環型社会を目指して」が行われました。

講演によると、日本のプラスチック使用量は、1位のアメリカに続き世界第2位。各自治体が処理出来なかったプラごみは、以前は中国に輸出されていましたが、中国から断られ、現在は東南アジア諸国に輸出されています。完全な処理工場を持たない東南アジアの国で、野ざらしにされたプラごみは黒潮に乗り、海を漂いブーメランのように日本に戻ります。

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海に入ったプラスチックは紫外線で分解されて5mm以下の破片になり、マイクロプラスチックと呼ばれ、それを魚・貝・海鳥・ウミガメなどの海洋生物が食べます。二枚貝、イワシなどの小さな魚からもマイクロプラスチックが検出されるそうです。ペットボトル・スポンジなどのキッチン用品・レジ袋・フリース素材の衣料品等々、私達の身の回りには沢山のプラスチック製品が使われています。

高田先生は3つの提言をされましたが、私達は何をしなければならないのか、今できる事は何かと、問題を投げかけられた時間でした。

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<家計タイム>
(家計研究グループ)
○キャッシュレスについて
最近は、スマホ(スマートフォン)で決済できるなど、キャシュレスの種類は増えていますが、支払いの仕組みは、今まで通り、支払い時期により、前払い、即時払い、後払いの3つに単純化できます。

(最近よく耳にする『○○ぺイ』というのは、スマホで、カードと同じように支払いができるシステムにつく名前です。カードのほかに、スマホという支払い道具ができたイメージです。スマホ決済は前払い方式が多いようですが、即時払いや、後払いのものもあり、自分で支払い時期を選べるものもあるようです。)

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こんな時代の家計管理のポイントは、とにかく使ったその日のうちに記帳することです。あとで明細が来るからといってためることなく、また、現金が動かなくても、毎日の記帳を習慣化しましょう。

管理をしやすくするためには
●出ていく口座を一つにする、●カードの枚数を減らす、●カードの使い道を限定するなど、出来るだげシンプルにして、キャッシュレス時代も家計管理をしっかり続けていきましょう。

<食事しらべより>
(食研究グループ)
今年、提出していただいた2日間の食事しらべの結果ですが、全年代の摂取量の平均は、ほぼ目安の量がとれているようですが、肉はとりすぎ、芋・果物が不足、乳製品や穀類はやや不足です。また、30代、40代は、肉を除く食品が平均以下で、70代以上と年代が上がるにつれ、目安量がとれています。毎日の食事は、自分だけではなく家族の健康にもつながります。毎年継続して食事しらべを行い、方面や最寄で見合いましょう。

*とりにくい野菜の先手仕事について*
こちらをご覧ください。(別ウインドウでpdfが開きます)

<こばと組に通った感想>
(光が丘方面 Aさん) 
入会5年目です。こばと組で習った親子の手遊び歌を息子が気に入り、家に帰ってからも一緒にしました。親子の触れ合いなど、ほとんどしていなかった私でしたので、息子との素敵な時間を過ごせたのを覚えています。そして、他のお母さんとの読書や交流で、毎日の子育ての悩みや疲れをリセットさせてもらいました。今では小学校一年生になった息子も、こばとでの経験があってか、幼稚園や学校の集団生活でがんばっています。「こばと組」に参加できたことに感謝しています。
2020年度こばと組を募集中です。→募集のお知らせ

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<11月16日(土)林 美智子リサイタル>
11月16日(土)メゾソプラノの第一人者の林 美智子さんをお招きして、練馬文化会館大ホールにおいてコンサートを行います。秋のひととき、美しい歌声をお楽しみください。曲目(予定):ハバネラ(カルメンより)、月の寄せる歌(ドボルザーク)、赤とんぼ、落松葉他
→コンサートお知らせ

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<講習会のお知らせ>
11月30日(土)「おせち料理講習会」
まずは、数種類でも、家で作ってみませんか?
12月7日(土)「コート、セーター、スカーフの手入れと洗濯講習」
ちょっとした手入れで、いつも気持ちよく着ることができます。

<その他の内容>
・U6プロジェクトの集まりの報告(8月26・27日)
・南関東部会の報告(9月11日、12日)
・家事家計講習会の予定
・東京第一友の会の時間しらべについて
・お知らせ(友愛セール報告、共同購入)ほか

→最近のお知らせは、第一友の会のホームページをご覧ください。

11月例会は、11月5日(火)10時〜12時、自由学園明日館講堂で行います。会員でない方も、受付後、ご参加いただけます。どうぞご見学ください。
posted by 東京第一友の会 at 11:14| 東京第一友の会

2019年09月30日

2019年9月例会が行われました

2019年9月3日(火)、東京第一友の会の9月例会が、東京第一友の家で行われました。
例会読書は「野の花の家にて」−羽仁もと子著作集『みどりごの心』−

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○例会読書の感想
(城北方面 Kさん)
『野の花の家にて』では、昭和4年12月7日、「友の会」で初めての不用品の即売会が開かれた様子が書かれています。私は、「友愛セール」の度、「お客様は、何を求めているのだろうか?」とか「私の技術で、応えることができるのだろうか?」と悩みます。そして、作った物が売れたと聞くと、安心すると同時に、今度は買って下さった後、不備の無いことを祈っています。今後、少しずつ品物が提供できるように、生活を見直していきたいと思っています。

(文京区 Sさん)
最寄会の読書では「友愛セールの3つの柱」が話題にあがりました。3つの柱とは「友の会の経済を支える、良いものを社会に広める、自分たちの技術を高める」ということです。この話を聞き、私には良いものを社会に広めるという意識が欠けていたと思いました。文京方面では毎年6月にバザーを行っていますが、このバザーを単なる不用品交換会ではなく友の会の良さも伝わる催しにしようと話し合いました。

<経済を支える働きの紹介>
○食堂について
09_022.jpg友の家の食堂の一番大きな特徴は完全予約制となっていることです。この制度のおかげで、材料が余ることはありません。また。分量が適量であることで、食べ残しもほとんどありません。近頃、問題になっている食品ロスのことを考えると、この予約制は、大切なことなので、今後も続けていきたいです。

○食生産について
09_032.jpg普段は週3回、無添加で上質な素材を使ってパウンドケーキなどの焼き菓子の製造をしています。昨今、食品衛生に関する意識が高まっています。手作りの技術や経験を、次世代に伝えていくために何ができるのかをよく考え、公的なルールを守りつつ、友の会の良さを生かして活動を続けていくために、みなさんと知恵を出しあっていきたいと思います。

○共同購入について
09_052.jpg昭和55年度の名簿に、「友の会の共同購入は、会員の皆がよりよい予定生活、予算生活をする一助として設けられたものです。大いに生活勉強と密着させて、ご利用下さることを望みます。」と書かれていました。今年度は10月の軽減税率導入を見越して、3月からレジスターを新しくしました。新しいレジでは毎日何がどれだけ売れたかを把握することができますので、今年一年かけて、商品の動きを把握できるようにしたいと思っています。

<家計タイム>
(南沢方面)
今年は、家計簿をつけることが難しい会員が、つけられる工夫を考えたいと思い、4月〜5月の 1週間、起きた時間、寝た時間、買い物した時間のほかに、現金合わせをした時間(財布の中身を確認しただけでもOK)も付けることにしました。そこから見えてきたのは、習慣になっている人は、そのための工夫をしている、生活にリズムがある、ということでした。
そこで、夏休みは、「私の生活リズム(&今日のお財布の中身はいくらでしょう?)」 という励み表を用意しました。一人ひとりが自分の生活リズムの特徴に気づき、家計簿記帳を習慣にするための工夫が生まれるようにと願いました。
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<家計ウィーク>について
11月25日(月)〜30日(土)、東京第一友の家で、1週間、家事家計講習会をします。東京友の会成立90周年記念行事として行います。題して家計ウィークです。こちらは、明日館、婦人之友社の三団体協力で行い、豊島区とのFFパートナーシップの行事として行うことが決まりました。詳細は後日お知らせします。

<サマースクール報告>
全国友の会サマースクールが、7月30日〜8月2日、自由学園において行われました。主に福島の方たちで、22家庭、61名の参加でした。お食事はすべて近隣友の会や中央部の方たちによる手作りでした。

(サマースクールのお食事作りに参加された石神井方面 Kさん)
友の会の入会歴が浅いため不安がありましたが、何事も経験だと思って参加しました。雷雨で何回も停電したりと不測の状況にも、皆さんが臨機応変に対応されている姿に、友の会のみなさんの底力を感じました。それ以上に、自由学園の生徒さん達が、先生方の指示なしに、その場の状況に応じて判断して行動する姿を見て、自分で考える力、生きる力を持つということは、こういうことだと実感しました。サマースクールに参加している皆さんが、とても楽しそうに食事をされていた様子も見ることができたのも、うれしかったです。
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<木工・工芸教室報告>
木工・工芸教室は7月25日(木)、26日(金)、自由学園で行われました。木工は杉の箱棚作り、工芸は紙すきでした。どちらも、学園の生徒さんが上手に教えているのが印象的でした。木工・工芸教室はただ作品を作るだけでなく、子ども読本の読書から始まり、作品の素材から話が始まります、出来上がった作品を皆で見合うという発表の場もあります。自由学園の教育に触れる機会を、友の会の会員の子どもたちにも体験してもらいたいとの願いで行っています。
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<夏休み工作の会報告>
今年は、<風を感じる>をテーマに行いました。「いっぱい失敗したけれど楽しかった。」「いろいろわかった。すごく楽しかった。ありがとう。」etc.の感想をいただきました。この夏は、台風が次々に来て強風が続きましたが、この日は、優しい風を感じる1日となりました。詳しくはこちらをご覧ください。
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<11月16日(土)林美智子さんオータムコンサート>
林美智子さんの魅力の一番は、メゾソプラノの深く穏やかで落ち着いた声です。まさに癒される声で日本の歌を歌われると、言葉の意味と美しさが心に響きます。ぜひ、コンサートで、生の歌声をお聴きください。
詳しくは、こちらをご覧ください。

そのほか、以下の報告がありました
「全国生活研究会報告(7月17日・18日開催)」
「公共 白十字ホーム見学の報告」
「友の家の防災設備−防火シャッター、防火扉、誘導灯−の説明」

最近のお知らせは、東京第一友の会のホームページをご覧ください。

posted by 東京第一友の会 at 07:00| 東京第一友の会

2019年07月29日

2019年7月例会が行われました

2019年7月2日(火)、東京第一友の会の7月例会が、自由学園明日館講堂で行われました。
例会読書は「「生活即教育」−羽仁もと子著作集『家庭教育篇(下)』−

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○例会読書の感想
(雑司が谷方面 Mさん)
9年前にこばと組に参加し、1年前に入会しました。小学生の娘は好き嫌いも多く、給食を時間内に食べきれずに、担任の先生よく注意されましたが、友の会に入会して、最寄や方面、講習会や食堂のベテランの方々から教わった料理を作っているうちに、いつのまにか何でも食べられるようになりつつあります。羽仁先生の言われる「自覚的、教育的な生活環境」とは、我が家にとっては、共に楽しく食事をする時間を大切にすることです。

(富士見方面 Tさん)
幼稚園の娘と小学生の息子がいます。日々バタバタと過ごす中で、「生活即教育」の箇所を読んで衝撃を受けたのは、「ああしろ こうしろと子供に注文するのではなく、自分の方があらん限りの知恵を絞って真剣に生きて」いるかどうかというところです。私の助言に「うるさいな」の言葉で対応している小学生の息子は、私のことをよく見て真似ていることに気付き、反省です。今の私に何ができるか、いかに家庭の環境を良くしていくか、知恵を絞っていこうと思います。

<子どものプログラム>
2001年に乳幼児対象の「おさなごと母のつどい」ができ、2008年に2,3歳児対象の「こばと組」ができました。そのできた経緯の詳しい説明がありました。

〔東京第一友の会が行っている、子ども対象の活動の紹介〕

「おさなごと母のつどい」
子育ての入り口にいるお母さんに寄り添うつどいで 、月1回、集まります。対象は乳幼児で、会員でない方も参加できます。お昼は子ども向けの試食を出していますが、とても好評です。

「おさなごと家族のつどい」
子育ては、母親だけでするものではなく、父親も一緒の集まりが出来ないかとの願いが生まれ、「おさなごと家族のつどい」が発足しました。年に2,3回行っています。

「こばと組」
2,3歳のお子さんとお母さんの集まりで、月1回、集まっています。ピアノの伴奏による手遊び歌や、読み聞かせ、植物を育てるetc. お母さんたちの読書の時間もあります。一年の登録制で、秋に募集を行っています。

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「たんぽぽ」
一昨年度から始まった、世田谷幼児生活団の場所を借りて行なわれている、2、3歳児と お母さんの集まりです。生活団指導者と東京第一から第四までの友の会が協力して運営しています。月2回、集まっています。

「東京友の会 世田谷幼児生活団」
3〜5歳児が対象です。幼児生活団では、小学校に入る前の3年間、同じ年の子どもたちが週1〜3回集まり、 お友達と一緒に、自分のことは自分でできるよう楽しく励みあいます。最寄駅:小田急線「梅ヶ丘駅」「世田谷代田駅」


<小学生とこづかいのこと>(さぎの宮方面 Yさん)
お金の失敗は、大人になってからではとても練習できません。失敗は小学生のうちにと思います。

〔小学生のおこづかいについて、大事と思われる5つのポイント〕
1.子供たちが三桁の計算ができるようになってから、中学生になって交通系プリペイドカードなどを使うようになるまで、ほんの3〜4年しかありません。

2.おこづかいで何をまかなうのか、というその子の責任範囲をはっきり約束して、金額もそこから考えること。でも、子供が自分で決めて、自由に使える分が少しはあるように。

3.約束ができて、決まった額のおこづかいを渡したら、失敗しても「練習のうち」と考えて、窮地脱出のアドバイスはしても、指図はしないこと。

4.子供のトラブルにすぐ気づけるように、大人は、家に置いてあるお金の額は毎日チェックしてほしいこと。

5.おこづかいは「練習」であることを忘れないこと。たとえば−年生が、字が違っていても、計算がまだ出来なくても、出来たね、とやる気をキープです。

まもなくさしかかる思春期のためにも、オープンに話し合える親子関係が、おこづかいを通して培われるといいなと思います。

<生活基礎講習会の報告>
5月21日から4回行われた生活基礎講習も、好評のうちに終了しました。受講者同士が学び合う講習にしたいと、5,6人のグループに分けています。同じメンバーなので回を重ねるごとに親しくなり、刺激を受け合って、楽しそうに受講していました。

<家計タイム>
(雑司が谷方面 江古田最寄)
副食物費の内訳がわかると、食生活の姿が見えるということから、最寄で、お菓子と果物にいくら使っているか、調べることにしました。Yさんは、家計簿上、副食物費に占めるお菓子の割合も高めだと感じたので、スーパーのお菓子はあまり買わなくなりました。また、果物代が少ないこともわかり、ビタミンなどの栄養素が豊富な果物を、もっと、とるように心がけるようになりました。先日は買い置きのおやつがなかったので、息子さんと二人でドーナツを作ったそうです。息子さんも、楽しみながら作っていたそうです。

<共同購入より>
十三浜昆布(塩蔵)の紹介
昆布には汗と一緒に失われるミネラルが豊富です。ミネラルは人間の体で作ることができないので、水分と一緒にこまめに補給すると熱中症予防によいそうです。十三浜昆布は、20〜30分ほど塩抜きして使います。柔らかいため早く煮えます。十三浜昆布を使った料理を紹介します。

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<その他のお知らせ>
8月24日(土)「夏休み工作の会」
2学期の洋裁教室、太極拳講習会のお知らせ
9月28日(土)友愛セールを行います。
11月16日(土)「林 美智子 オータムコンサート」チケット好評販売中

詳しくは、東京第一のホームページをご覧ください。

9月3日(火)10時〜12時、自由学園明日館講堂で9月例会を行います。会員でない方も、受付後、お入りいただけます。どうぞご見学ください。


posted by 東京第一友の会 at 00:20| 東京第一友の会