
(会員 N.O)
(文責:この記事は、2014年4月から2020年3月まで東京第一友の会が情報提供をしていた、NHKニュースandスポーツ(有料ニュースサイト)に掲載されたものを一部、加筆修正して掲載します。)
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師走の前に準備したいこと

今年も残すところわずかとなりました。師走に入ると急に身辺が慌ただしくなります。今のうちからできることをやって、落ち着いて年末を過ごしましょう。
大掃除の前に
部屋全体、家全体を見回して、不要なものを片付けます。リサイクルに出そうと溜まっているトレー、牛乳パック、電池やペットボトルのキャップなど、家の中から出せるものを出してしまいましょう。年末になると清掃局はどこも混み合うため、粗大ゴミの収集が年明けになることも。早めの手配をおすすめします。
同時に大掃除の予定を立てましょう。プロが行うハウスクリーニングの完璧さを求めると、なかなか手がつけられません。この箇所はここまでやったらOK、というように、あらかじめイメージしておくと取りかかりやすくなります。
寒くなると億劫になる外回りから掃除を始めると良いでしょう。玄関周り、ベランダ、窓拭きなど少しずつ行います。掃除道具、使い捨て布、ゴミ袋なども準備しておくと作業がスムーズです。毎日10分でも、年末の大掃除を意識して片付けや掃除を始めると、確実に家の中はきれいになります。
年末年始の食事
クリスマスパーティー、お正月のおせちなど、お祝いの食卓についてもメニューを考えておきましょう。素材、調味料などを、いつまでにどれだけ手配するか確認します。
年末から年明けまでのこの時期は、ごちそうが続いて内臓にも負担をかけがちです。体調管理のためにも、普段の食事は控えめに。カロリーを押さえ、体を温め、野菜がたくさん摂れる鍋料理を意識して食べると良いでしょう。

交友関連
年末が差し迫ってくると連日、忘年会という人もいます。会いたい人には早めに連絡を取って日程を調整しましょう。12月は忙しいので毎年11月に必ず集まる、と決めているグループもあるようです。クリスマスカードや年賀状の準備、お歳暮、クリスマスプレゼントに加え、帰省のための手土産やお年賀なども心づもりしておきましょう。年賀状の準備が毎年ぎりぎりになってしまう、という人が多いようです。早めに印刷の手配、発送の準備を行うと気持ちも楽になります。

体調管理
寒さが厳しくなり風邪をひきやすくなります。インフルエンザの予防接種を受ける場合はお早めに。体調を崩すと受けられず、年末は用事が立て込んでしまい、結局受けられなかったという話をよく聞きます。ノロウィルスなどの胃腸炎も流行する時期です。手洗い・うがいを徹底し、寝不足にならないように規則正しい生活を心がけましょう。

身だしなみ
美容院や理髪店も年末は混み合います。新年をさっぱりと爽やかな気持ちで迎えるためにも、早めに予約を入れておくとよいでしょう。また、新年に身に着けたい物のお手入れもしておきましょう。
他者への思いやり
歳末助け合い、赤十字やユニセフ募金、クリスマス献金など、諸団体への募金が行われる季節です。ふるさと納税などによる被災地支援や災害支援もあります。この1年、無事に過ごせたことに感謝し、できる範囲で他者へ思いを寄せましょう。
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鶏もも肉1枚で満足メニュー
唐揚げやソテーにすると鶏肉一枚、ぺろっと食べられますが、冷蔵庫に鶏肉が一枚しかない、そんな時に家族みんなが満足できるメニューをご紹介します。
親子丼
甘辛い出汁のしみた玉ねぎと鶏肉の上にふわっととじた卵。三つ葉が香りを添えてくれます。
炊き込みご飯
人参、ごぼう、きのこ、油揚げ、こんにゃくなどと炊き込みます。鶏からもよくだしが出て、味わいが深まります。

グラタン
これからの季節に嬉しいメニュー。ホワイトソースは手作り出来ますが、急いでいる時は市販のものを使えばお手軽です。

じゃがバタチキン
じゃがいもをたくさん食べられます。ニンニク、バターが食欲をそそる、ボリュームのあるメニューになります。

<レシピ>
(材料)
鶏もも肉 1枚
じゃがいも 大2個
玉ねぎ 1/2個
ニンニク 1片
バター 10g
塩、胡椒 適量
パセリ 適量
(作り方)
1 玉ねぎ、ニンニクは薄切り。じゃがいもは皮をむき、5mm程度の薄切りにする。
2 鶏もも肉は一口大に切り、塩、胡椒を軽くふり下味をつける。
3 フライパンにバターを溶かし、ニンニクの香りを出す。
4 肉を入れ焼き付け、ニンニクと共に取り出す。
5 フライパンにじゃがいも、玉ねぎを並べ、蓋をして蒸し焼きする。
6 じゃがいもに火が通ったら肉とニンニクを戻し、塩胡椒で味を整えパセリを散らす。
煮物
筑前煮や野菜の煮物に。鶏肉一枚でお鍋いっぱいの煮物ができるので、作り置きに便利です。

根菜炒め
ごぼう、レンコン、人参など、冷蔵庫にある根菜で作れます。きんぴら風の味付けだけでなく、甘辛酢の味付けもおすすめです。冷めても美味しいのでお弁当にも重宝します。
<レシピ>
(材料)
鶏もも肉 1枚
ゴボウ 1本
レンコン 15cm
サラダ油 適量
※根菜は1種類でもニンジンなどを加え、取り合わせても)
(調味料)
きんぴら風: 醤油大さじ3、酒大さじ1、砂糖大さじ1
甘酢炒め: 醤油、酒、みりん 各大さじ2 、砂糖、酢 各大さじ1
(作り方)
1 鶏もも肉は一口大、ゴボウは斜め薄切り、レンコンは7mm程の薄切りに切る。
2 油を熱したフライパンに鶏もも肉を入れて炒め、焼き色がついたら取り出す。
3 同じフライパンでゴボウ、レンコンを炒める。
4 鶏もも肉をフライパンに戻し、調味料を入れてまぜ、蓋をして火を通す。
5 蓋を取り、水分を飛ばす。
チキンチキンごぼう
山口県の学校給食として、全国に広がったレシピ。甘辛いタレに絡めた鶏肉とごぼうが美味しく食べられ、子どもたちが喜ぶメニューです。


<レシピ>
(材料)
鶏もも肉 1枚
ゴボウ 1本
枝豆 (あれば適量)
片栗粉 適量
揚げ油 適量
(合わせ調味料)
砂糖 大さじ2
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
醤油 大さじ3
(作り方)
1 ゴボウは斜め細切りにし、酢水にさらし、水気を切って片栗粉をまぶし、180度の油で揚げる。
2 鶏もも肉は2cm程度の大きさに切り、片栗粉をまぶし、180度の油で揚げる。
3 鍋に調味料を入れ煮立て、砂糖を溶かす。
4 ボウルに揚げたゴボウ、鶏肉を入れ、タレをかけてからめる。
※ 茹でた枝豆があれば散らす。
※ ゴボウの代わりにレンコンなどの根菜でも美味しくできます。
鶏肉を使ったパスタ
ニンニク、玉ねぎ、キャベツと塩味、あるいはトマト缶を使ってトマト味に。少量の昆布茶と醤油、海苔を加えると和風味にもなります。
おまけ情報:鶏肉を調理する前に包丁とぎを
まな板の上でなかなか切れない鶏肉に苦心する人も多いようです。豚肉などに比べて、鶏肉は皮や脂身がすべってしまうため、切り分けるのに苦労します。調理の前に包丁を研ぐと、作業が格段に楽になります。筆者は切れ味が悪くなってきたと感じたら、鶏肉を料理する前に包丁を研ぐようにしています。料理を始める30分ほど前から砥石を水につけておきます。刃を砥石に当てて3ミリほど背を浮かせて水をかけながら往復させます。砥石でなくても、簡単に砥げるシャープナーも出回っています。それらの道具がない場合は、アルミホイルをクシャクシャに丸めて、包丁で数回切ると切れ味が戻ります。切れる包丁を使うと料理はとても楽しくなります。
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▼▲▼羽仁もと子の言葉▼▲▼
幸いの根を培(つちか)いましょう。私たちの明日(みょうにち)のために。幸いの花の咲くのは遅いかもしれない。けれども、幸いになりたい希(ねが)いと、幸いとは何であるかを知ろうとする思いと、分かりかけて来たことを実行する正直さをもって、われわれの持っている幸いの根を培いましょう。毎日毎日やめないで。
−「幸いの根」羽仁もと子著作集『思想しつつ生活しつつ』(下巻)より
次回は12月9日(土)更新予定です。お楽しみに。