2021年06月26日

「家事ごよみ」〜6月2回目〜

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(会員 N.O)

▼▲▼主婦の知恵袋E▼▲▼

使い捨て布の活用術

こんな人たちいませんか〜?
「家の中の気になる汚れを、いつも見逃してしまう」

生活していると、家の中は汚れます。いつも視界の隅に入っていながら、なかなかきれいにすることができず、もどかしい思いをすることはありませんか?今回はそんな、ちょっとした汚れを簡単に落とす方法について考えてみます。

こうしてみたら、すっきりしました!
すぐ手の届くところに、使い捨て布を用意く

友の会会員のいつも整理されている家に行くと、どこの家でもこの「使い捨て布」をうまく利用していることに気がつきます。筆者も真似て少しずつ利用するようになりました。

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まずは使いやすく、準備しておく
古くなったTシャツ、肌着、シーツなどが適しています。靴下も場所を選べば使えます。(タオルはハサミで少し切れ目を入れてから手で割くと、糸くずが出にくくなります。)こうした不要になった衣類は、一か所にまとめて置いておきましょう。ちょっと時間ができたとき、テレビを見ながらでも、布切りばさみでチョキチョキ切れば出来上がり。大きさをいくつか用意しておくとよいでしょう。友の会では大きめサイズは手の平くらい、小さめサイズは握った手の大きさくらい、と説明がありました。わかりやすい目安なので、参考にしてみてください。大きめサイズはガス台などを拭くのに、小さめサイズは台所で使ったお皿を拭うのに適しています。吸水のあまりよくない靴下などは、お風呂場の髪の毛などのゴミや窓のサッシを拭くのにちょうどいいです。

使う場所に置きましょう
台所のすぐ手の届くところ、お風呂場の脱衣所、掃除道具入れなど、家のあちこちにあると便利です。ちょっと気になった汚れを、さっと拭き取ることができます。落としにくい汚れは、水を濡らして使えば、たいていきれいに落とせます。友の会では、エプロンのポケットに数枚しのばせている、という会員もいました。思ったその時に汚れをとることが、家をきれいに保つ秘訣です。

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生活のいたるところで使えます
食事の食べ残しや、お皿についたソースなどは使い捨て布などで拭き取りましょう。洗い物が楽になる上、水を汚さずにすみます。お風呂から上がる時、排水溝のゴミを使い捨て布で捨てましょう。毎日のことなので、ティッシュなどを使い捨てにするより、環境に負担をかけません。筆者はついでにお風呂場入り口のサンのところを、拭う習慣がつきました。たまった水分が拭き取れて、かびや黒ずみがつきにくくなりました。
ベランダや窓のサッシなど、汚れがひどいところは雑巾などを使う前に、使い捨て布で拭き取りましょう。雑巾を洗う手間もなくなり、ここでも水を汚すことがなくなります。

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家の中が片付きます
使ってみると分かりますが、結構な量を使います。1枚のTシャツでたくさんの使い捨て布ができても、あっというまに使い切ってしまいます。はればれとした気持ちで、新品を購入することができます。これを繰り返していると、だんだんと家の中から中途半場な衣類が減っていき、新旧の入れ替えがスムーズになります。家の中がきれいになると同時に洋服の整理ができるようになります。まずは家の中を見回して、不要になった布と落としたい汚れを探してみてくださいね。

▼▲▼毎日のお掃除、ときどきのお掃除E▼▲▼

「ガスレンジ 油汚れは 熱いうちに」
毎日使う台所ですが、なかなかガスレンジまできれいにできない、という声をよく聞きます。きれいにしても、鍋の吹きこぼれ、油はねですぐに汚れてしまうので、余計やる気がなくなります。ですが、やらずに長い間放置しておくと、汚れが固くなり、さらにとりにくくなります。ここでも毎日のお掃除とときどきのお掃除をうまく組み合わせて、気持ちのよい台所をキープしましょう。

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    友の会の研究グループの「掃除かるた」

■毎日のお掃除
まずは使うたびにさっと拭く。これだけでも違います。ガスレンジの熱が残っているうちに、濡れ布巾でさっと一拭き。油はねのときは重曹スプレーをさっと吹いてから拭きましょう。ひどい汚れは前述した使い捨て布をうまく利用しましょう。

魚グリルは、水をはるタイプであれば、重曹を小さじ1程度入れておきます。そうすることでトレーに落ちた油汚れは格段に落ちやすくなり、消臭効果が得られます。ついでにグリルの中も重曹スプレーを吹きかけておくと、ベタベタ汚れがとれてとてもすっきりします。

■ときどきのお掃除
1週間、2週間、ひと月に1回といったように、我が家にあったペースで、レンジまわりの丁寧掃除を習慣にするとよいでしょう。五徳と受け皿をはずし、重曹水やプリン状せっけん(※注)をぬってしばらくおきます。余熱が残っているときのほうが効果があります。しばらく放置しておくと、力をいれなくてもきれいに汚れを落とせます。
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(※注)プリン状せっけんは、友の会の会員が偶然発見した、汚れがとても落ちるせっけんです。50gの粉せっけん(合成せっけんでなく、表示成分に純せっけん分とアルカリ剤(炭酸塩)が含まれているもの。廃油から作られるせっけんなどもこれにあたります。)とぬるま湯500ccを混ぜて一晩おくとプリン状に固まります。びんや容器に入れて保存。気になるところにつけてしばらくおき、洗い流すと、汚れがとてもきれいに落ちます。

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換気扇のフィルター交換もひと月に一度、というように期間を決めておくとよいでしょう。
フィルターはあらかじめサイズに切っておくと作業が楽にすみます。レンジフードのサイズより小さいと、そこから吸気がされて、油汚れで換気扇を汚します。完全に覆うサイズを用意し、まめに取り替えましょう。フィルターが汚れると吸気ができず、油を含んだ蒸気が、壁や天井を汚してしまいます。

気温が高く、汚れがゆるみやすくなるので、換気扇掃除は夏が適しています。年に1回はシロッコファンを取り外して掃除をしましょう。いきなり洗剤などにつけないで、まずはこびりついた汚れを落とします。重曹をふりかけ、割り箸や古いカード、へらなどを使うと便利です。汚れがひどい時はその後、鍋などで煮てしまうのもひとつの手です。歯ブラシや専用ブラシを使って、ファン全体の汚れを落とします。一度に完璧にきれいにできなくても、毎月のフィルターの取り替えと、毎年の掃除を続けていくと、作業は毎年楽になっていきます。夏のうちに換気扇掃除が済んでいると、大掃除がとても楽になり、年末の忙しい時期に余裕が持てるようになります。

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▼▲▼羽仁もと子の言葉▼▲▼

「人間(われわれ)の毎日することの中に、どんなに小さなことにも、必ず明暗二つの道がある。そうして人はいつでもその岐路に立っているのである。道で知り人(びと)に逢(あ)って、ああ、あの人が歩いていると気がつきながら黙って通り過ぎてしまう、それは面倒なしにすむかわりに真実ではない。真実なことをするのは、それ相応の工夫がいる勇気がいる、それが光にあゆめよである。」−「光にあゆむ」−羽仁もと子著作集『友への手紙』

次回の更新予定は7月10日(土)です。どうぞお楽しみに!

(文責:この記事は、2014年4月から2020年3月まで東京第一友の会が情報提供をしていた、NHKニュースandスポーツ(有料ニュースサイト)に掲載されたものの一部です)
posted by 東京第一友の会 at 00:00| 家事ごよみ