2021年07月10日

「家事ごよみ」〜2021年7月1回目〜

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(会員 N.O)


▼▲▼主婦の知恵袋F▼▲▼

暑い季節の過ごし方


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こんな人たちいませんか〜?
「急に暑くなって、体がついていきません」

今年は梅雨明けが早まった地域が多く、体も心も暑さに備える準備ができていません。すでに夏バテを感じている人も多いのでは?今回は夏を元気に乗り切る方法について考えてみます。

こうしてみたら、すっきりしました!
暑さに合わせる工夫をしましょう
暑さが厳しいのは梅雨明けからお彼岸までの約2か月半です。この時期は、他の季節と同じような生活をしていると、なかなか体が持たないかもしれません。暑さに合わせた生活スタイルを考えてみましょう。

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まずは睡眠を確保しましょう
まず大切なことは、睡眠不足にならないこと。夜は早めにゆっくり休みましょう。冬と異なり、早朝は4時頃から明るくなります。寒さもなく、比較的早起きがしやすい季節。早めに休んで、早めに起きる。生活リズムを整えるよう心がけましょう。暑さで寝苦しい時は、涼感のある寝具、寝る前の冷房など、暑さを和らげる工夫をしましょう。

急がない、やらなくていいことはやらない 
暑い季節は少し動くだけでも体力を消耗します。せかせかと急がないで、ゆったりと構えましょう。暑さが厳しいときには、休息を積極的にとる工夫も必要です。買い物や用事、やらなくてはならないことは、朝夕の涼しい時間に済ませましょう。

食事、水分、みそ汁
食欲の落ちる時期ですが、3食バランスよく食べましょう。甘く冷たいものは口当たりがよいので欲しくなりますが、あまり摂りすぎると食欲がなくなってしまいます。熱中症予防には、適度な水分と塩分摂取が必要になります。食事をしっかりとれば、それだけで水分・塩分は、ある程度補給できます。朝一杯のみそ汁は、どちらの補給もできるため、夏バテ対策にはぴったりです。

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夏を元気に乗り切るレシピ
この暑さの中で調理するのも大変です。また、食中毒もこの季節は心配です。なるべく簡単に調理できるもの、栄養バランスを整えるものを友の会の会員たちと今一度考えてみました。

・ビビンパ (下段にレシピあり)
・レバニラ(過去レシピへ
・ゴーヤチャンプル(過去レシピへ
・冷しゃぶ (過去レシピへ)
・このほか、野菜の揚げ浸し、チャプチェなど

ビビンパの作り方
野菜がたくさん摂れ、大人も子どももモリモリ食べられるスタミナレシピです。作り置いておくことができるので、忙しい日、暑い日にも助かります。

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【材料 4人分】   

豚肉    250g             
にんにく  1/2片            
しょうが  1/2片            
  
〈そぼろ用調味料A〉
しょうゆ  大さじ4
砂糖    大さじ2
酒     大さじ1
みりん   大さじ1
水     大さじ4

〈ナムル〉
にんじん  大1本 (200g)
きゅうり  1本半 (200g)
大根    10cm (200g)

〈それぞれの野菜に加える調味料〉
塩     小さじ1/2
すし酢   大さじ1
ごま油   小さじ1/2
ごま    少量

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【作り方】
@ナムルの用意をする。にんじん、きゅうり、大根は包丁かスライサーで細切りにし、それぞれ塩をふりしばらくおく。出てきた水分はしぼって捨てる。すし酢とごま油を加え、ごまをふっておく。
A鍋にひき肉とそぼろ用調味料Aとすりおろしたにんにく、しょうがを入れ、菜箸4本を使い、よく混ぜ合わせる。
B鍋を火にかけ、菜箸でそぼろをほぐしながら火を通す。少し煮詰め味を含ませる。
Cどんぶりにごはんをよそい、そぼろとナムル、好みでキムチと卵、コチジャンをのせる。中華スープを添えるとよく合う。

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火にかける前に調味料をよく混ぜておく

※にんじんはほかの野菜より少し細めに切る。固さが気になる場合は、さっとゆでるか、電子レンジで1分ほど加熱してから調味する。

※中華スープの作り方:鍋に中華スープのもとと水に、冷蔵庫に余った大根、玉ネギなどの野菜とわかめを加え加熱する。風味付けにごま油をたらす。


そぼろは多めに作って冷凍しておくと便利です。その場合、調味料は等倍より少し控えめにします。ナムルにはさっとゆでたもやし、豆もやしもよく合います。

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▼▲▼毎日のお掃除、ときどきのお掃除F▼▲▼

「流し台 サッとみがいて から拭き仕上げ」

前回のガス台に続いて、今回は台所の流し台について考えましょう。毎日のお掃除とときどきのお掃除をうまく組み合わせて、気持ちのよい台所をキープしましょう。

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友の会の研究グループの「掃除かるた」

■毎日のお掃除
おすすめは、汚れに合わせた洗い方をするということです。友の会では合成洗剤を台所で使わないという会員が多くいます。揚げ物などどうしても落ちにくい時だけ、洗剤を使うという声が聞かれました。
水を飲んだだけのコップ、漬物を置いただけのお皿を、油汚れのものと同じ洗い方をする必要はありません。たわしやへちまたわしなどで、洗剤を使わずに洗ってみましょう。お湯で流すようにすると、大抵の汚れは落ちます。お皿に残ったソースや油汚れなどは、使い捨て布などで拭いておきましょう。水道の使用も抑えられるようになります。
筆者も実践して分かったのですが、洗剤を使わないとシンクの中や排水溝のぬめり具合が減ります。お皿洗いだけでも精一杯、という声も聞こえてきそうですが、シンクと排水溝は毎晩さっと洗う習慣をつけましょう。流しの中に洗い残しがない状態にするのが、毎日の目標です。


■ときどきのお掃除
毎日できるのが理想ですが、シンクの中をから拭きしてみると、びっくりするほどすっきりします。お皿を拭いた半乾きのふきんを使用してもよいでしょう。終わった時と翌朝の爽快感は本当に気持ちのよいものです。また、日頃からやかんに残った熱湯を排水溝やシンク、まな板などにまわしかけるようにするのも、おすすめの方法です。
シンク周りをきれいに保つには、物を多く置かないようにすることです。物がなければ汚れや水がそこに溜まることもなく、さっと拭くことができるようになります。水分も乾きやすくなり、カビも防げるようになります。
毎日のお掃除とときどき行う丁寧掃除を無理なく続けて、すっきりした台所をキープしましょう。

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▼▲▼羽仁もと子の言葉▼▲▼

「何を使っても、用がすんだらもとのところにちゃんとしまっておくという習慣と訓練ができていなくてはなりません。置き場所をきめることのできない家は、散らかってしまいます。」
−「置き場所のきまった家」−羽仁もと子著作集『家事家計篇』

次回の更新予定は7月24日(土)です。どうぞお楽しみに!

(文責:この記事は、2014年4月から2020年3月まで東京第一友の会が情報提供をしていた、NHKニュースandスポーツ(有料ニュースサイト)に掲載されたものの一部です)
posted by 東京第一友の会 at 00:00| 家事ごよみ