2020年11月21日

「家事ごよみ」〜11月2回目〜

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(会員 N.O)

▼▲▼家事ごよみ16▼▲▼

ポイント! 人生はお弁当箱

(2017年10月に「NHKニュースandスポーツ」に相模友の会会員(現在は横浜友の会会員)の井田典子さんのインタビュー記事が掲載されました。現在記事はお読みいただくことができませんが、以下の文章は井田さんの記事をヒントに試みた筆者の片付け記録です。)
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相模友の会の会員(現在は横浜友の会の会員)・井田典子さんのインタビュー記事「自由への道」はお読みになりましたか? この記事をヒントに筆者が実生活の中で、トライしたり感じたことをご紹介する企画、今回は最終回の3回目です。

インタビュー記事の3回目で、井田さんは「時間はお弁当箱みたいなもの。ギュウギュウ詰めたとしたら、おいしくないお弁当になってしまいます。仕切りの仕方を自分で決めなくてはいけないのです」と言っています。お弁当箱を例にとっていますが、一体これはどういうことなのでしょうか。

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たとえば、梅干しだけがのった日の丸弁当や豪華けんらんな松花堂弁当。それぞれシンプルだったり、盛りだくさんだったりと魅力的ではありますが、そればかりが続くと飽きが来て、栄養失調や栄養過多をまねくことになってしまいます。やはり毎日のお弁当であれば、ごはんとおかずが適量で、おかずの中身は野菜もお肉もバランス良く入っていることが望ましいですね。

生きていくこと、細かく見れば毎日の生活も同じで、区切りをつけて必要なことを過不足なく、ちょうどいいあんばいにつめてみましょう、ということです。

友の会では「朝仕事に幕引きを」という言葉があります。朝8時でも9時でもよいので、朝行う家事の終了時刻を自分で決めましょう、ということでした。時間内に終わるよう努力して、たとえ終わらなくても時間がきたらその日はそれで終了します。

昔は多くの女性が専業主婦をしていたので、時間はたくさんあって、好きなだけ家事ができると思われていましたが、そうではなくて、朝と夜、決められた時間で家事をすることが大切と教えられました。その限られた時間の中で計画を立て、予定に沿って家事をしていけば、必ず家のことは整えられるようになる、ということです。

だらだらと家事をする代わりに、その生まれた時間で仕事や社会貢献など世の中のためになるようなことをしなさいということでした。

井田さんの話を読んで、筆者自身が生活を見直してみました。

【多すぎると思ったこと】

・買い物の回数が多い 
→ 行き帰りの時間も使い、無駄な買い物も多くなる。家計簿に記入する時間と手間もかかり、常に冷蔵庫がいっぱい。

・ニュースやテレビを見ている時間が多い
→ 同じニュースや天気予報を何度も見ている。一度見たらテレビのスイッチを切れば他のことができそう。

・ネットやSNSにかけている時間が長い
→ なんとなく手にするスマホで、随分時間を無駄に使っている。


【足りていないと思ったこと】

・子どもや周囲の人の話を聞く時間
→ 夕方、自分がバタバタしているために、子どもの話をうわのそらで聞いている。家事を前もって済ませておくか、お風呂に一緒に入るなど向き合える時間が必要。
また、自分が人に相談事を持ちかけているように、誰かに話しかけられても対応できる心の余裕が欲しい。

・睡眠時間
→ 夜遅くまでドラマなどテレビを見てしまい、就寝時間が24時をまわることも。どうしても見たい番組は録画して、空いている時間に観るようにする。


今は子供に手がかかるから、仕事や趣味の枠を少しだけ小さくする。家事に追われて気持ちが晴れないなら、家事は最低限に抑えて趣味の時間を増やす。
こういったように、時間の区切りをずらしてみる、自分の中での比重を少し変えてみることで、その時々に抱えていた問題が解決されることがあります。

人の一日は皆同様に24時間しかありません。自分の時間に枠を作ることで、何か一つだけに没頭することなく、生活全般を見渡せるようになります。
今の生活がお弁当箱にたとえるならばどんな状態なのか。身近なお弁当箱から、生活や人生を考えてみるのも、面白いですね。

〜今回のキーワード〜
バランスを考えて、大切なものを過不足なく

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▼▲▼家族と一緒に家のこと16▼▲▼

家族みんなで数えてみよう

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井田さんはインタビューの中で、物の持ち方は5点主義を心がけていると話しています。Tシャツ5枚、セーター5枚と決めてみると、物を持つ基準ができて管理がしやすくなるとのこと。友の会でも「持ち数しらべ」といって、何でも数を数えてみましょうと声かけられています。今回は我が家の家族皆で、下着の数を数えてみました。

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数えてみると、生地のすりきれた肌着、ゴムの伸びきった靴下などが出てきました。無造作にタンスに放り込んであるため、今まで全く目が届いていなかったようです。肌着などは季節で異なるので、夏用は衣替えした洋服とともにしまうことにしました。靴下は、普段着用するものとよそ行きのものを分けてカウントすることに。パンツなどは3枚を使い、予備に2枚キープしておく、といったように我が家の適量が見えてきました。

家庭ごとの洗濯事情、運動量や活動の違いなどで、一概に枚数を決めることはできませんが、実際自分が何をどれだけ持っているのか、それは多すぎるのか少なすぎるのか、数えることで見えてくることがたくさんあるようです。下着に関しては、新年に新調して入れ替えをしようと決心することもできました。

我が家は下着から始めましたが、洋服や靴、持っている本の数など、数を数えてみることは、シンプルライフを送る上でとても有効な手段のようです。

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▼▲▼あるものでもう一品! お助けレシピ14▼▲▼

大根と豚肉の煮物

大根が甘くおいしい季節となりました。一本まるごと購入し、使い切る工夫をしましょう。煮物、漬物、大根おろし、サラダなどあれこれ使い道を考えてみるのは楽しいものです。
この煮物はだしを使わずに、シンプルな調味料で簡単に作れます。体を芯から温めてくれる、冬にぴったりのレシピです。

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(材料)
大根             600g
豚バラ肉薄切り(一口大に切) 150g
砂糖       大さじ3
酒        大さじ1〜2
しょうゆ     大さじ4
  片栗粉    小さじ2
  水      大さじ1

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(作り方)
@ 大根は3cm厚さの4つ割りに。
A 鍋に大根と肉を並べ、ひたひたに水を加えて火にかける。
B 煮立ったらあくをすくい、調味料を加え火を弱めて、大根が柔らかくなるまで煮含める。
C 水溶き片栗粉でとろみをつけて盛り付ける。
※厚揚げ、ごぼう、にんじんなどを一緒に煮てもよいです。

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▼▲▼羽仁もと子のことば▼▲▼

「私たちの生き方のよいところには、本当の平安と恵みを満たしてくださいます。私たちは毎日専心に、この審判官に信頼して、その心のままに子供を育て、自分も生きてゆくならば、どんな子供でも明るく愛深く成長してゆくことは確かです。才分の劣った子供でも、不具な子供でも、宇宙の愛の生命に信頼して、その審(さば)きに耳を傾けつつ育て育てられてゆくならば、その慰めと努力の価値とは、天分の高い子供を育てる母親にまさることがあっても劣ることはないはずだと思います。」
−「磐(いわ)の上の家(二)」−羽仁もと子著作集『家庭教育篇(下)』婦人之友社刊より

次回の更新予定は12月5日(土)です。どうぞお楽しみに!

(文責:この記事は、2014年4月から2020年3月まで東京第一友の会が情報提供をしていた、NHKニュースandスポーツ(有料ニュースサイト)に掲載されたものの一部です)

posted by 東京第一友の会 at 00:00| 家事ごよみ