2020年09月26日

「家事ごよみ」〜9月2回目〜

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(会員 N.O)

▼▲▼家事ごよみK▼▲▼

ポイント! 食品衛生を見直しましょう


食中毒のニュースが流れています(2017年当時)。外食や市販の惣菜など心配するときりがありませんが、基本に戻って、自宅でできる予防について確認しましょう。

食品の腐敗と細菌の繁殖を防ぐために
一般的な細菌は特に25℃〜35℃で増殖しやすいと言われています。気温の高い時期は冷蔵庫をうまく使う必要がありますが、詰め込みすぎると冷気が巡らなくなり、庫内の温度は上がってしまいます。日頃の買い物サイクルを工夫して、週に一度は冷蔵庫を空っぽにするよう心がけるとよいでしょう。食品の消費サイクルがうまくでき、庫内をアルコールなどで拭くことで、常に清潔を保てるようになります。

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手洗い
食品に触れたり、冷蔵庫を開ける前には、手をよく洗うことを習慣にしましょう。石けんを使い、爪、指の間、手首もよく洗います。流水で30秒流すとよいと言われています。手を洗うところにはアルコール除菌の薬剤を置いておくのも効果的です。

塩分、酢
作り置きのおかずは大変重宝しますが、いくつか注意が必要です。容器はよく洗って乾かしたものを使用しましょう。塩、酢を使ったものは菌の増殖を抑えるので、保存に適しています。

漂白剤、熱湯消毒をうまく利用しましょう
まな板を使用する際は、野菜などを切ってから、肉・魚を切りましょう。特に生の肉、魚を切ったまな板や包丁は洗剤でよく洗います。日頃からまな板は日光消毒や熱湯消毒を心がけると安心です。夕食の片付け時などに、やかんにお湯を沸かし、まな板や流し、包丁、たわしなど全体にまわしかけると乾きも早くなり、台所の清潔が保てます。布巾や口拭きタオルなどのお手拭きは煮洗い(※)すると、清潔で白さを保てます。

(※)煮洗い…水1リットルに対し粉石けん小さじ2杯。鍋に水と粉石けんを入れて火にかけ、溶けたら5〜10分弱火で煮て火を止める。水で薄めて手でよく揉みだし、お湯でよくすすぎ、すぐに干す。

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お弁当作りの注意点
・菌の繁殖しやすい温度に注意しましょう
朝に作って、お昼に食べるお弁当。陽の当たる場所や高温になる車の中などに置かないように気をつけましょう。保冷バックを使い、小さな保冷剤を入れておくのも有効です。幼稚園のお弁当などでは、凍らせたゼリーを入れると保冷剤代わりにもなり、我が家の子どもには好評でした。ひじきの煮付けなどの常備菜を凍らせておき、そのままお弁当に入れるという方法もおすすめです。

・前の晩のおかずは再加熱を
煮物などはお鍋で火を入れ直すとよいでしょう。他のおかずもオーブントースターや電子レンジで加熱しましょう。

・熱いまま蓋をしない
温かいごはん、温め直したおかずがお弁当になりますが、一度お皿の上などで冷ましてからお弁当箱につめましょう。冷めて水滴がでると味も落ち、細菌が繁殖しやすくなります。うちわで扇いだり、ステンレスの上で熱を放出させたり、保冷剤で冷やしたりすると早く冷めます。

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・味付けは濃いめに
薄味のおかずより、塩や醤油の塩分があることで菌の増殖が抑えられます。ピクルスなどお酢を使ったものもよいでしょう。梅干しも効果的です。
レタスやサラダ菜などを仕切りに使うこともありますが、よく洗って拭いてから使いましょう。傷んだところはしっかり取り除くように。プチトマトは彩りもよいのでそのまま使うことが多いのですが、ヘタの周辺はいたみやすいため、取り除いて使うことをおすすめします。買った時点で全てヘタを取り除き、洗ってから保存容器などにしまうととても便利です。

〜今回のキーワード〜
購入、保存、調理。
食品の扱いは丁寧に注意深く! を意識しましょう。


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▼▲▼家族と一緒に家のことK▼▲▼

青菜(※)を積極的に食べましょう

子どもから大人まで、野菜をたくさん食べましょう。友の会ではバランスのよい食事のために、日頃から勉強を続けています。野菜の中でも青菜と芋は、なかなか摂取が難しいもの。青菜は成人女性で1日60g、小学生の子どもで40〜60g、幼児でも40g摂るのが望ましいといわれています。4人家族で220g前後。だいたい1日ほうれん草1把程度の計算になります。今回は友の会の、子どもを持つ母の会で考えた工夫をご紹介します。

(※)青菜というのは、可食部100g中カロテンが1000μg以上で鉄分、カルシウムを多く含む野菜です。ほうれん草、小松菜、春菊、にら、青梗菜、モロヘイヤ、つるむらさき、空芯菜、ターツァイ、クレソン、菜の花、サニーレタス、サンチュ、パセリ、しそ、細ねぎなどがあります。

和える 
しょうゆ、のり、かつお節、塩昆布、すりごまなどと和えると、お弁当にも向く一品に。

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       (ほうれん草の海苔しらす和え)

混ぜる のせる
ゆでて刻んだものを、納豆に混ぜる、冷奴にのせる。ごま油やにんにくを加えてナムルにする。

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       (刻みモロヘイヤごはんのせ)

巻く
錦糸卵でまく、卵焼きの中に入れる、肉巻き、春巻きなど。

炒める
バターソテー、みそ炒め、中華風五目炒め、野菜炒めなどに。

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他の料理に加える
麻婆豆腐(※レシピ掲載)、親子丼、パスタなどに加える。

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    (青梗菜とツナのスパゲッティ)

おやつに
おやき、蒸しパン

夏場はほうれん草などの葉物野菜の値段が高くなるので、摂りにくくなります。そういった時期は、かぼちゃ、ピーマン、オクラなど色の濃い野菜、有色野菜を意識して多めに摂るとよいでしょう。

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▼▲▼あるものでもう一品! お助けレシピI▼▲▼

麻婆小松菜

市販の素に頼らなくても、麻婆豆腐がつくれます。小松菜を加えることで、かさも増えて栄養バランスもよくなります。

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(材料)
小松菜   1把 (200g)
木綿豆腐  1丁(300g)
豚ひき肉  200g
豆板醤   小さじ1

長ネギ   1/4本
にんにく  ひとかけ
しょうが  ひとかけ

顆粒チキンスープの素 小さじ2
湯    1カップ
ごま油  大さじ1
酒    大さじ1
しょうゆ 大さじ1
オイスターソース 大さじ1/2
みそ   大さじ1/2
砂糖   小さじ1
片栗粉  大さじ1

(作り方)
@ 小松菜は塩(分量外)を加えた湯でさっとゆで、冷水にとって水気を絞り、3cmの長さに切る。
A 豆腐は2cm角に切り、ざるにのせ水気をきる。
B フライパンにごま油を熱し、豆板醤を香りが出るまで炒め、豚ひき肉を加えてパラパラになるまで炒める。
C Bに長ネギ、にんにく、しょうがを加えて炒め合わせ、酒、しょうゆとチキンスープ、豆腐を加えて2〜3分煮る。片栗粉大さじ1を倍量の水で溶いて回し入れ、とろみがついたら小松菜を混ぜて器に盛る。

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▼▲▼羽仁もと子のことば▼▲▼

「私どもは無事の日を常と思わず、むしろ心がかりのあることを、人生普通のことと思うように、わが心を鍛えておかなくてはなりません。そうして無事の日を、特に与えられた恵の時として感謝し喜びもしたいと思います。」
−「唯今主義」−羽仁もと子著作集 第2巻『思想しつつ生活しつつ』(上巻)婦人之友社刊より

次回の更新は10月10日(火)の予定です。どうぞお楽しみに!

(文責:この記事は、2014年4月から2020年3月まで東京第一友の会が情報提供をしていた、NHKニュースandスポーツ(有料ニュースサイト)に掲載されたものの一部です)
posted by 東京第一友の会 at 00:00| 家事ごよみ