2020年05月15日

「家事ごよみ」〜5月1回目〜

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(会員 N.O)

▼▲▼家事ごよみB▼▲▼

ポイント!:区切りを意識してみましょう

家事に限らず、物事において、始まりと終わりは大切です。せっかく何かにとりかかっても、きちんと区切りをつけないと、すべてのことがやりかけになり、中途半端になってしまいます。
今回は、生活の中のさまざまなことについて、「区切り」を意識して考えてみたいと思います。

衣替え
5月も半ば、まずは、この時期にやることとして、衣替えについて考えてみましょう。
最近では、5月中でも、夏のように気温の高い日もありますね。冬物の衣料、寝具など出したままになっていませんか? 

日本には四季があるので、洋服も、家のしつらえも、常に変化します。一年のうちに2回は衣替えをしましょう。片付けそびれたものが翌シーズンまで出しっぱなしになっているのは、家の中が片付かないばかりでなく、精神的にもよくありませんね。
衣替えを行う時期としては、春は5月10日、秋は10月10日と目安にしておくと覚えやすいです。もちろん6月1日、10月1日と暦に合わせてもよいでしょう。

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家事、仕事
どんな仕事でもとりかかる前に、区切りや終わりをイメージしましょう。そして、時間を決めておきましょう。「ここまで」という心づもりなく始めてしまうと、止めどきがわからなくなり、あっという間に時間がたってしまいます。

できてもできなくても、この時間になったら一度手を止めよう、一息つこうと決めることで、逆に生産性も上がります。

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1日の終わりを整える
台所の片付けをし、テーブルの上を片付けます。子どもであれば、翌日の準備をするというように、家族みんなで夜のルーティーンを決めておくとよいでしょう。
たとえ、やり残したことがあっても、1日の終わりを区切って眠りにつくことは翌日の活力につながります。

冷蔵庫の買い物
家庭ごとにスタイルが異なりますが、食材を使い切ってから、次の買い物に行くようにすると、いつも気持ち良く料理ができます。使いかけの食材も、使い切ると決めてしまえば、不思議と美味しい料理に変身します。

中途半端に買い足すと、常に冷蔵庫は満席状態で、「早く使わなければならない」というプレッシャーにさらされることになります。
たとえば、週末に買い物に行くならば、それまでに冷蔵庫を空にしようと心がけるとよいでしょう。冷蔵庫内も掃除ができて、新しい食材を気持ち良く迎え入れることができます。

消耗品の購入
化粧水、歯磨き粉など、使い切る前に新しいものを開けていませんか? 
きっちり使い切ってから、新しいものの封を開けるようにしてみましょう。
とても小さなことですが使い切った満足感と、新品を開ける楽しさの両方を味わうことで、生活の中にもメリハリが感じられるようになります。

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作りかけの作品
手芸好きの人ならば、作りかけのものがあるという人も多いでしょう。でも、次の作品にとりかかる前に、やりかけのものを仕上げましょう。どうしても無理な場合は、時期を待つために、作り途中ということがわかるようにして、いったんしまいましょう。中途半端な作品が多くなると、創作のエネルギーを持続することが難しくなります。

ダイエットにも区切り
常にやせなくては、と思い続けるのもなかなかのストレスです。「1キロ体重を落とそう」、「このジーンズを楽に着こなせるようにしよう」、「コレステロール値を下げよう」といったように具体的に目標を決めましょう。
やみくもに頑張ろうとしても、なかなか効果はあがりません。ダイエットにも目標、区切りや終わりを設けることで前向きに取り組むことができます。こんなことにも区切りの意識は応用できます。

〜今回のキーワード:
「区切りを意識して生活しよう」〜


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▼▲▼家族と一緒に家のことB▼▲▼

小腹がすいたときのために
「食事もおやつも時間を決めていて、それ以外は間食しません!」というおうちならばよいのですが、なかなかそうもいきませんね。育ち盛りの子どもはいつもお腹がすいています。不規則な生活をしている夫も、変な時にお腹がすいたと言い出すことも少なくありません。

毎回カップ麺や袋菓子に頼らないように、おやつと間食について、一度、考えてみましょう。3度の食事で摂取できない栄養をうまく摂るチャンスです。

ご飯まで、まだ時間があるとき
ちょっとのおやつでは満足できそうにない時は、ある程度ボリュームのあるものを用意します。

・おむすび(塩むすびはすぐに握れて便利です。焼きおにぎりなどを冷凍しておくのもいいでしょう) 
・サンドイッチ 
・シリアル
・チーズ 
・魚肉ソーセージ 
・ゆで卵 
・バナナやりんごなどの果物 
・干し芋 
など

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食事が出来上がるまでのあと少しが待てないとき
こんなとき、食事で出そうとしていたものを、先に小出ししてみてはいかがでしょうか。

作り置きしてあるお惣菜 (ポテトサラダ、ラタトゥイユなど)や、茹でた野菜(とうもろこし、ブロッコリー、じゃがいも、いんげんなど)や、切った野菜(きゅうり、大根、にんじん、トマトに醤油、味噌、マヨネーズ等を添えて)、出すだけのもの(漬物、冷奴など)を先に小出しして、食べてもらいましょう。

お腹がすいている時は、なんでも美味しく感じるものです。野菜嫌いな子どもたちも、こういうタイミングであれば、なんでも喜んで食べるもの。日ごろから心づもりをして用意しておきましょう。

こうした間食を食べてくれると、食事作りが遅くなった時でも、主婦は罪悪感に陥る必要はありません。不足しがちな栄養素をこうしたタイミングで補ってもらいましょう。
みんなが好むスナック菓子や甘いおやつは、また別に時間を設けて、楽しみながらいただくようにしましょう。

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▼▲▼あるものでもう一品 お助けレシピB▼▲▼

みんなの好きなポテトサラダ

子どもから大人まで、人気のポテトサラダ。なかなか摂取しにくいじゃがいもも、ポテトサラダにすればたくさん消費できます。作り置きのお惣菜をもう一品なにか、という時にとても便利です。
また、じゃがいもをマカロニに変えるだけで、同じ材料でできることをご存知ですか? 前回はポテトサラダだったから、今回はマカロニにというように交互に作るのもよいでしょう。
具をシンプルにしてかぼちゃで作るのもおすすめです。

ボリュームがあるので、量を調整することで食事が整えやすくなります。お肉や魚料理の付け合わせとして添えたり、お弁当にも入れられ、ふだんの食事作りを楽にしてくれる、頼もしい一品です。

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(材料)
・じゃがいも 300g 
・玉ねぎ    1/4個
・きゅうり  1/2本
・にんじん  1/3本
・ハム    3枚
・卵     1個
・マヨネーズ 大さじ4
・塩     少々
・こしょう  少々

(作り方)
@ きゅうりは半月切りにし、塩を少々ふる。
A 玉ねぎは薄切りにし、水にさらしてから、ざるに上げる。
B 皮をむいたじゃがいもと、皮をむいて縦半分に切ったにんじん、卵をかぶるくらいの分量の水で茹でる。このとき、塩をひとつまみ入れましょう。
C 茹でたにんじん、卵を取り出す。にんじんはいちょう切り、卵はみじん切りにする。
D じゃがいもが茹で上がったら、つぶす。
E ボウルに玉ねぎ、にんじん、水気を切ったきゅうり、卵、ハム、マヨネーズを加えて混ぜる。つぶしたじゃがいもを加え、塩、こしょうで味を整える。

※ マカロニの場合は100g。指定の分数(3分〜10分ほど)を茹でて同様に調理する。
※ 具材の大きさなどにより味は異なるので、味付けは調節する。
※ かぼちゃの場合は、具はきゅうりだけでも十分。さいの目に切ったクリームチーズを加えると、味もリッチにおもてなしにも向きます。

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▼▲▼羽仁もと子のことば▼▲▼

「いつの場合でも現実はより高いものになってゆくための一段階である。現状に満足することができない心が、自然にああしたいこうしたいと思う望みをつくり出している。その大切な望みをすてず、一つ一つとりあげてよくよく見ると、努力して手近な理想に達するべき道は、その中にいくつか隠されていることを発見するものである。」
−「現実と理想−」−羽仁もと子著作集第19巻『友への手紙』婦人之友社刊)より

次回 5月2回目もどうぞお楽しみに!
(次回は5月30日頃の予定です)

(文責:この記事は、2014年4月から2020年3月まで東京第一友の会が情報提供をしていた、NHKニュースandスポーツ(有料ニュースサイト)に掲載されたものの一部です。)

posted by 東京第一友の会 at 00:00| 家事ごよみ