2020年04月27日

「家事ごよみ」〜4月2回目〜

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(会員 N.O)

▼▲▼家事ごよみA▼▲▼
友の会の創設者、羽仁もと子の著作集の中に「置き場所の決まった家」という文章があります。
その中で、
・家の中を整理してガラクタをなくしましょう
・どんなに小さなものでも置き場所を決めましょう
・後片付けをしっかりしましょう
・物が片付かないのは、心のうちが片付いていないのです 
 と教えています。
今回は物の置き場所について、考えてみたいと思います。

ポイント!:物の置き場所を決めましょう

物にも帰る場所を
私たち人間には、帰って休む場所があります。
物にも置き場所を与えましょう。

物が散らかるのは、それらの帰る場所が明確に定まっていないことがほとんどなのです。
例えば、テーブルの上を見てみましょう。新聞、ダイレクトメール、毎日飲む薬の袋、爪切り、ハサミ、ボールペン、学校のお便り、今朝の朝食で使った食器など。放っておくとすぐにテーブルは物が山積みになってしまいます。

その日の新聞を置く場所、不要なダイレクトメールは古紙回収かゴミ箱へ。薬や爪切りも、手の届きやすいところにあると便利です。ペン立て、プリント類の置き場所も決まっていれば、必要なときにすぐに探すことができます。このように生活の中のちょっとした物にも、それぞれ置き場所を定めておきます。

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物の量も考えましょう
物の量が少なければ、管理はしやすくなります。ただ、物が多くても置き場所さえしっかりと決まっていれば、散らかることはありません。家の中を見回してみましょう。置き場所が決まると、おのずとおける量が決まってきます。例えば、トイレットペーパーやティッシュの置き場所が明確に定まっていれば、ストックの量も決まり、残りの量も一目で確認できるため、余分に買い足してしまうということがなくなります。

出す→使う→戻す
このパターンがスムーズにできると、どんなに忙しい日が続いても、家の中は散らかることがなくなります。出しにくい、しまいにくい、と感じるときには、置き場所、置き方がベストではないのかもしれません。ちょっとした工夫で使いやすくなることもずいぶんあります。収納上手な人のアイデアをまねてみるのもいいですね。

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家中が片付きます
輪ゴムやクリップといった小さなものから、衣服や寝具といったものまで、全てのものに置き場所を決めましょう。家の中が片付き、必要なときに必要な物が取り出せて、物の命も活かされます。

家族と協力しましょう
自分ひとりで片付けても限界があります。家族と共有しましょう。ちょっとした物の出し入れがスムーズになることで、家族皆が気持ち良く生活できるようになります。

今回のキーワード
  「〜置き場所の決まった家を目指そう〜」


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▼▲▼家族と一緒に家のことA▼▲▼

生活の基本時間を確認しましょう

新年度がスタートして、約ひと月。少しずつ生活にも慣れてきたころです。家族それぞれの生活リズムを確認しましょう。

友の会では起きる、食べる、寝る時間の他に、朝仕事の終了時間を決めましょうと呼びかけてきました。
現代では仕事をする女性も増え、子ども達も日頃の学校の他に、部活動や習い事、塾などとても多忙な生活を送っています。曜日によっても違うと思いますが、だいたいの基本時間が決まっていると安心です。

起床の時間はおのずと決まりますが、決めていないと他の時間はどんどんとずれ込んでしまいます。就寝時間が遅くなることで、生活リズムも乱れてしまいます。子どもも大人も、決めた時間にはお布団に入るように意識してみるとよいでしょう。スマートフォンなどのタイマー機能を使って、就寝時間の少し前にアラームが鳴るように工夫することも一つの手です。

時間が決まっているというのは、一見窮屈そうに感じますが、実際には心づもりがあるだけでずいぶんと気もラクになるものです。頭であれこれ考えなくても、体や気持ちが切り替えやすくなり、疲れにくくなります。
新学期の始まったいま、ぜひ一度、家族皆で話し合ってみてはいかがでしょう?

決めておきたい基本時間
1 起床
2 朝食
3 朝仕事終了時間
4 昼食
5 夕食
6 就寝

主婦 
朝仕事終了時間が大切と言われ続けてきましたが、ポイントは家事をする時間を区切ることにあります。家の仕事はやりだすとキリがありません。15分、30分と決めて時間がきたら一旦切り上げるようにしましょう。


仕事や付き合いなどで帰宅時間が遅くなることも多いでしょう。健康のためにも就寝時間の目標を心に留めておくとよいでしょう。

子ども 
就寝時間が大切です。22時までに眠りにつくと成長ホルモンがよく出ると言われています。子どもの年齢によってもさまざまですが、目標時間は大切です。ゲームをする時間、LINEやSNSを終了する時間といったようなものも、話し合って決めてみるのもおすすめです。

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▼▲▼あるものでもう一品 お助けレシピA▼▲▼

バリエーションを増やして、青菜を積極的に摂りましょう

ほうれん草や小松菜、春菊、にらなど緑の野菜は栄養素の宝庫です。
ビタミン、鉄、カルシウムなど豊富な栄養があり、できれば毎日摂りたい野菜です。
4人家族であれば、毎日1把ほど食べられたら理想的ですが、外食や市販のお弁当ではなかなか摂取できません。意識して普段の食卓に取り入れましょう。

青菜は野菜の中でも、洗う、ゆでる作業が面倒で敬遠するひとも多いのですが、反対に洗ってゆでさえすれば食べられます。あまり難しく考えず、まずは2把でもまとめて洗ってゆでてしまいしょう。

味付けを変えれば、バリエーションは無限に広がります。ゆでてあればラーメンや煮物に添えられますし、お弁当に彩りも加えられます。小松菜などは洗っておけば、炒めものや汁物にすぐに使えて便利です。

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(材料)
ほうれん草、小松菜などの青菜 2把


(ゆで方)
@ 青菜を洗う。根元の方は特に丁寧に土を落とす。
A 茎が太ければ、十文字に包丁で切り込みを入れる。

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B たっぷりの熱湯を沸かす。1%ほどの塩を加える。(水1Lに塩小さじ山盛り1杯程度)
C 根元の方から入れ30秒ほどゆで、強火のまま上下を入れ替えて、もう30秒ほど茎が柔らかくなるまでゆでる。

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D 冷水に放し、流水で一気に冷ます。
E 根元をそろえ、水気を絞る。

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(基本のおひたし) 
割りしょうゆ(しょうゆ1:だし2)

(のせるもの、和えるもの
ごま(いりごま/ すりごま/ ペースト)
のり おかかしらす干し、ちりめんじゃこ 錦糸卵 からししょうゆ 
マヨネーズ 納豆 ハム もやし、きのこ(さっとゆでる)

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(じゃこと海苔を加えて)

(バリエーション)
ベーコンやコーンなどを加えてバターで炒める

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(にんにく、ハム、きのこなどと炒めても)

すのこ付きの保存容器があると便利です。
ほうれん草はゆでると根元の色が変わりやすいので、早めに使い切りましょう。

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▼▲▼羽仁もと子のことば▼▲▼

「よい生活習慣をつくるように日々努力するということは、実に容易なことではありません。まず第一に額(ひたい)に汗して食するということは、すべての人間の人間らしくなるための第一歩です。」
−「生活即教育」−羽仁もと子著作集第11巻『家庭教育篇(下)』(婦人之友社刊)より−

次回 5月1回目(5月15日発行)もどうぞお楽しみに!
(「家事ごよみ」は、毎月2回の掲載予定です。)

(文責:この記事は、2014年4月から2020年3月まで東京第一友の会が情報提供をしていた、NHKニュースandスポーツ(有料ニュースサイト)に掲載されたものの一部です。)

posted by 東京第一友の会 at 11:52| 家事ごよみ