
<7月18日・19日に行われた全国生活研究会の報告>
自由学園明日館講堂に、全国の友の会より280人が出席して、−家計簿を次代につなぐ−をテーマに、発表を聞いたり、会場で熱心に話し合いました。
<家事家計講習会にむかって>
13方面のリーダーが、家事家計講習会で大切にしたいこと、伝えたいことを、発表しました。多くの方面リーダーの願いは、方面のみんなで準備していきたい、ということでした。
総リーダーのUさんからは、「私たちは先生ではないので、日々の暮らしの中で実践していることから、本当に心に落ちたこと、よいと思ったことをお客様に伝えましょう。私たちも、お客様も共に学ぶ楽しさを家事家計講習会で実践したいと思います。」とのお話がありました。
<生活勉強タイム>
今回は、家計研究グループの発表です。
「全国家計報告のパンフを見よう!」(家計研究グループ Iさん)
先日、会員全員に配布された「2017年全国友の会家計報告」(B4 12ページ)は、全国の友の会会員の壮大な物語です。
例えば、年代による純生活費の金額の違いが、グラフで一目瞭然となっています。

また、光熱費の推移を見ると、昨年、電気代が諸般の事情で値上がりしたことが、折れ線グラフの急な上昇からわかります。純生活費の分布グラフからは、純生活費の平均値は、少数の高額な世帯によって、高いほうに引っ張られていることなども、わかります。
1件50万円以上の大きな支出の集計からは、40代後半から「入学時校納金」、50代後半から「結婚」や「葬儀」が多くなります。「旅行」は年代が上がるにつれ高くなり、70代前半がピークで、また下がっていきます。体力も気力もある時、行かれる時に行くことが結構大事なことなのかな、と思いました。そんなふうにこのグラフを見ていくと、人生が壮大なドラマに見えてきます。もっとよく見れば、何かを教えてくれるかもしれませんので、このパンフレットを熟読してください。
<夏休みの報告>
・夏休み木工・工芸教室(常任委員 Gさん)
7月25日(水)、26日(木)、自由学園において「夏休み木工・工芸教室」を行いました。

木工教室は「引き出し付き本棚」を、工芸教室は「額縁織」を作りました。会の最後に作品を発表して終了するのですが、言葉が出ず固まってしまう子を、学園の生徒さんが辛抱強く待ったり、励ましたりする様子を見ることができたのもよかったと思います。昼食は、希望者には南沢方面が1日目は親子丼、2日目は大豆入りドライカレーを、3時のおやつはゼリーを作ってくれました。この会は、学園の先生や生徒さんを始め、近くの南沢方面の皆さんや多くの方の支えがあって成り立っていることに感謝します。
・夏休み工作の会(子ども研究グループリーダー Kさん)
8月25日(土)、友の家で「夏休み工作の会」を行いました。参加した小学生は28名、スタッフは12名です。 今年は「身近にある自然の物を使って」をテーマに進めていきたいと考え、午前中は、野菜などから色を出して、出した色水ではがきに絵を書いてみることにしました。昼食後は箱、木の枝やドングリ、布、色紙、毛糸等いろいろな素材を使って、自由に作りたいものを作る工作の時間にしました。→こちらのブログの記事もご覧ください。
・サマースクールの報告(常任委員 Fさん)
7月31日から8月3日まで、自由学園において「全国友の会・サマースクール」が開かれ、お食事作りにご協力をありがとうございました。主に福島の方たち、18家庭57名が参加され、4日間で9食、のべ950人分のお食事を、第一をはじめ、近隣友の会、中央部の53人で準備しました。

東日本大震災から7年が経ちましたが、福島の方たちにとって原発は解決しておらず、サマースクールは、その方たちにとって、大切な場所です。最終日の閉校式では、子どもたちが「ごはん、おいしかった! 」と言ってくれて、とても嬉しかったです。来年もよろしくお願います。
・0才からのコンサート(おさなごと母のつどい委員 Oさん)
2016年より毎年12月に行ってきた「0歳からのコンサート」は毎回、多くの乳幼児を連れたお母さんが参加してくださいました。今年は、その兄姉も参加できる夏休み始めに、「0歳からのサマーコ ンサート」を企画しました。7月23日(月)は、記録的な酷暑でしたが親子180人の参加がありました。ピアノとヴァイオリンの演奏で、ヴィバルディ「四季」より「夏」や、文部省唱歌「海」を歌ったりと、0才児とベビーカーで入場した親子も、音楽で夏を楽しむ45分間でした。12月の「0才からのコンサート」も、新しい方とお会いできますよう願っています。→こちらのブログの記事もご覧ください。
<かにた婦人の村訪問を終えて>(公共委員 Uさん)
7月6日(金)、36名の参加者とともに、かにた婦人の村の訪問へ行って参りました。その日はあいにく雨でしたが、出迎えて下さった天羽美智子さんのお話では、かにた婦人の村では、雨水を溜めて、作物の水まきや洗濯に使うので、私たちには恵みの雨ですと話されました。
深津牧師夫妻の深い想いから1965年に創立された、かにた婦人の村には、現在69名の入所者があり、うち52名が敷地内に暮らしているそうです。深津牧師のご長女の塩川成子さんに、パンエ房、陶芸工房、編み物工房、洗濯場等を案内していただき、食堂でカレーをごちそうになりました。

納骨堂に飾られていた遺影のほとんどの方が笑顔で、かにた婦人の村へ来て幸せだったんだろうなと安堵の気持ちで帰って来れた事に感謝です。
<教育費カフェについて>(常任委員 Kさん)
7月例会の午後に、「手どもの今を大切に」をテーマに、教育費カフェを行いました。約40人が集まり、お茶とお菓子をいただきながら、和やかな時間を過ごしました。

東京第一友の会の教育費の集計のグラフを見たあと、6人ぐらいのグループで、お稽古のことや教育費のことなどを年代を越えて話しました。第二弾は10月例会の午後に行います。方面を越えて、お話したいと思います。
<その他>
・友愛セール係より
・こばと組募集について
・生活団募集について
・シニアの会
次の例会は10月2日(火)10時〜12時、自由学園明日館講堂です。
会員でない方も、受付後、見学していただけます。ぜひご覧ください。